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こんにちはv
早速ですが第五話、お届けします。
pomposo は、「華やかな」という意味です。


前回から引き続き、うちの桃香が出しゃばってて申し訳ないです;;
でも倒れさせるなら桃香だろうと。←
そして今更ですが、マドンナって死語ですか?←←

それでは、脈絡無いですがどうぞ*笑










その後、桃香が早退したという知らせが届くと、クラスは一瞬にしてざわついた。




しかし、ただ1人 彼女の状態を知っていたアクアは、無理もないと感じていた。



あの熱で今日1日頑張れるとは、とても思えなかったのだ。











…それにしても、一体どうしたのだろう。

今まで休みもしたことがない桃香が…












少し心配になったアクアは、ヨーウェに事情を話し、お見舞いと称して


様子を見に行ってみることにした。





架絽はどうやら、モデルの事務所に行ったようだ。




































数十分後、2人は桃香の家の前にいた。



アクアは唖然として 家を見上げている。








…それもそのはず、予想以上に豪邸である。







ヨーウェが慣れた様子で中に入ると、使用人らしき人が出てきた。













「何か御用でしょうか?」






「桃香に会いに来たんですけど」













さらりとヨーウェが答えると、使用人は思い出したように言う。













「あら、ヨーウェさんじゃありませんか。どうぞお入り下さい」





「…知り合い?」













小声でアクアが聞くと、ヨーウェはあっさりと。













「しょっちゅう来てるからな」






(…こんな所の常連様ですか。育ち違う…)













そんなアクアの 密かなため息と共に、2人は桃香の部屋へと案内された。
















































いくら常連と言っても、人の部屋に突然入るのは、少し気が引ける。



アクアとヨーウェは、まず部屋の前から声をかけた。













「桃香、いる?」







「来てやったぜー☆」






「…その声、ヨーウェとアクア?どうぞ入って、開いてるわ」













中からの返事を聞きドアを開けると、桃香はベッドで本を読んでいた。













「体調崩したって?珍しいな」






「調子どう?」













2人が問うと、桃香は笑って答えた。













「最近、少しね…もう大丈夫」






「何かあったの?」











「え? …あ、ううん。何でもないわ」





「絶対なんか隠してるー。」





「やめとけアクア。言わねぇよ桃香は。…そういう奴なんだ」





「だってさぁ」





「ホントに何も無いわよ。 ありがとアクア、それにヨーウェも」





「おー、大事にしとけよ? もう熱も下がったみたいだし、大丈夫だろうけど。


…俺等いてもゆっくり出来ないし、帰るか」













ヨーウェがアクアの背中を軽く押すが、アクアは少々不満そうだ。













「…分かったよ。 それじゃ桃香、お大事に」





「えぇ、またね」













帰る2人を見送ったあと、彼女達に元気をもらったのか 桃香は眠ろうとはせずに、



仕事のものであろう、そこにあったメモ帳に 文章を書き始めた。





















































次の日、桃香はいつもどおり登校してきた。






彼女の姿が見えた途端、皆からは歓声が沸き起こった。












「さっすが、学園のマドンナ! 全く羨ましいな、お前」













ヨーウェがからかう様に言うと、桃香は苦笑しながら答える。













「マドンナか…幸せなものねぇ」






「幸せなところ悪いけど」













アクアが突然、割り込んで一言。













「明日、抜き打ちテストだってさ…」





「えぇ!?」


「はぁ!?」







「テーマは特に無いけど、2人ずつのセッションだって」






「病み上がりなのに…そういえば先生、この頃弦好きよね」













私は嬉しいけど、と桃香が言うと、どこから現れたのか 架絽が応答した。













「そうだね。 …じゃあ、桃香。僕とあの曲やらない?」





「あの曲? …あ、あれか。 良いわよ」





「じゃ、俺はアクアとだな。よろしく!」





「え!? あ、うん!」













早速曲決め!とアクアを拉致るヨーウェに笑いながら、架絽は桃香に話しかける。













「もう大丈夫?…いきなり倒れて早退した、なんてアクアが言うから」





「大袈裟ね…仕事も行けるわよ」





「…今は仕事の方じゃなくて、友達として心配してるんだよ」





「…ありがとう、架絽。でも大丈夫」





「それなら良かった。 …そうそう、アクアってどんな演奏するんだろうね?」













架絽が言うと、桃香は少し笑顔を覗かせた。













「個人的には、結構楽しみなの」




「うん、僕もだよ。 …こっちもお手並み拝見…と、行こうか」













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