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かなり遅くなりましたが、あけましておめでとうございます←
亀更新の白咲ですが、モデル様方、今年もよろしくお願いいたします!
短編 恋愛のラストストーリー。
今回お届けしますのは、 ホシゾラ です。
架絽さまと しんゆりさまの絡みになりますv
突然お二方が昔話をはじめたり
(実際のお二方の過去設定ではありません。全て白咲のフィクションです)
何故か架絽さまが車持ちだったり…
色々と?な部分があるかと思いますが、そこはご愛嬌でお願いします^^;
ではでは、どうぞ!
「…良くこんな所見つけたね?」
「良いじゃん、たまにはこういうのも、さ。」
架絽の車で百合姫が来たいと言ったのは、意外にも夜空が見える場所だった。
「僕達でも、あの星みたいに輝けるかな」
「…あの時も、私にそうやって聞いたよね?」
百合姫はふと、昔の自分達を思い出した。
数年前、架絽に同じ質問をされた時、彼女はこう言っていた。
「えー…無理じゃない?だって星はあんなに遠いし。」
「そんなの分かってるよ。」
「じゃあ何でさっきみたいな質問すんの?」
「…ゆり、君何か勘違いしてない?」
「勘違い?どーいう事?」
「だから、現実だけじゃなくて。」
「現実…?」
「まぁ、いいか…いつか君にも分かるかな」
…あの時は、架絽の言っている意味が分からなかった。
そう、昔はまだ、幼かったのだろう。
そんなことを考えながら、百合姫が空を見つめて笑っていると、
いつのまにか架絽が不思議そうな顔をして彼女の方を見ていた。
「どうしたの、1人で笑ったりして。…怪しいよ?」
「怪しいとは何さぁ!
…ちょっと昔の事、思い出してただけだよ。」
「昔の事、か…」
しばらくの沈黙の後、百合姫が再び口を開いた。
「…今は、輝けると思ってる…一緒にね。」
2人の見上げる先には、いつまでも満点の星が煌めいていた。
-fin*