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テスト期間なんて無視して更新します。←
モデル様は全員確認できました、ありがとうございます^^
これから宜しくお願い致します!


さて、今回お届けするのは、3つのメロディー です。
○セセラ○さま、架絽さま、そして☆★peach☆★の絡みになりますv

途中にでてくる歌詞は、私のオリジナルです。
風の舞う旅路、という題名がついています。
実は私、小説系より詩系の方が書いていたりして、少しそれも取り入れてみました♪。笑

ではではどうぞ!













架絽と桃香は、学校から近い所にある海に来ていた。
 

もう寒いからなのか、はたまた夕方だからなのか、人はまばらだ。


 


「…たまにはこんな所に来てみるのも悪くないわね」
 

「確かに…綺麗だね。吸い込まれちゃいそうだ」


 


見つめる先には、どこまでも海と夕暮れが伸びている。

2つが中間の水平線で溶け合う、そんな景色。

 

日頃の疲れや苦労を一瞬にして忘れさせてくれそうな絶景に駆られたのか、
ベンチに座った桃香は歌いだした。




『僕等がイチバン欲しいものは

すぐ目の前にありそうで

簡単には手に入らない』


 


つられて架絽も歌い出す。





『風の唄う空に弾けた』

『淡い海のキオクを探して…でしたっけ?』


 


歌の続きを歌ったのはどちらかでは無い。

2人が振り向くと、そこには蛍が立っていた。





「蛍!どうしたのこんな所で?」
 

「歌が聞こえたので…」





言いながら彼女は、2人の隣に腰を下ろす。


ふと、思いついた様に架絽が言った。


 


「蛍、一緒に歌う?」


 

「え?」


 

「ほら、蛍って歌上手いし…歌うの好きだろ?」
 

「…良かったらどう?」





桃香も同意している様だ。


蛍は少し恥ずかしそうに、だがはっきりと笑顔を見せて答えた。





「じゃあ、ご一緒させて貰えますか?」





…その後、海辺にはしばらくの間、3つの歌声が響いていた。





『さぁ、今日もまた

                        …違うセカイへ。』

 





 

-fin*
 

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有難う御座います^^
こんにちは。小説読ませて頂きました。読んでいる途中思わず、にやけてしまいました^^セセラが登場すると思えばうれしくって・・・・・。短編ですが、とてもすばらしいお話でした。他の小説も頑張って下さい。この度は、有難う御座いました。
○雨粒○ 2008/09/14(Sun)19:12:06 編集
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